文学部は、1924(大正13)年に法文学部として創設され、その後、1949(昭和24)年に文学部として独立し今日に至っています。この間に輩出した卒業生は8,800余名に達し、学界、教育界、実業界、官界で活躍しております。平成22年度現在の在籍学生は708名で、そのうち女性が463名と3分の2ほどを占めています。教育学部と並んで女子学生の比率の高いことが文学部の特徴といえ、九州各県を中心として多くの才媛を集めています。
2000(平成12)年には、哲学、歴史学、文学、人間科学の4学科を人文学科1学科に改組し、1学科4コース体制となりました。それぞれのコースは21の専門分野に分かれており、人文学の幅広い分野を多様な観点から学ぶことができます。最近では社会連携活動にも力を入れており、朝日カルチャーセンターとの提携講座や、歴史学・歴史教育セミナー、言語運用総合研究センターによるワークショップなどを開講しております。