農学部はこれまで、各界で活躍する優れた人材を多数輩出し、我が国やアジア地域の人々の生活の向上と関連産業の発展に大きく貢献してきました。九州大学は平成17年度から伊都キャンパス移転を開始し、農学系は、可能な限り早い時期での全体移転を念頭に置きながら、現在の箱崎の地を中心として教育・研究をおこなっております。
国立大学法人化以降、大学も大きく変化しており、農学系が対象とする生物資源、生物機能及び生物環境に関わる諸課題もより多様かつ複雑になっております。これらの変化に対応し、カリキュラム改善、新教育プログラムの導入等の教育改革を進めるとともに、大型研究資金獲得、国際化促進等の意欲的な挑戦を続けております。
九州大学が百周年を迎えたのを機に、農学系もますます活性化に取り組む所存です。