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後進を育て,自身も学び続けること

2016.02.02
前田 幸江 様(薬学部卒業)

 今回九大会員として、ささやかではございますが基金に協力させて頂きます。
自身の母校であり、また息子も九州大学に在学しており、この春、卒業を迎え
今後とも色々お世話になることと存じます。最高学府で学問を修められたこと
に感謝しております。
 九州大学での日々は私にとってかけがえないもので、その後の人生の土台と
なりました。そして有難いことに、今でも恩師や先輩の方々との交流もあり、
人間味あふれ知的で和やかな時間を過ごさせて頂くこともございます。
 後進を育てることは社会に課せられた責務と存じます。私事でございますが、
長く茶道に関わり若い方に教えることの難しさも感じながら、次の世代に伝えて育てて行くこと
が大事であり、そのために自身も学び続けねばと思っております。日々研究にいそしむ若い方々
を陰ながら見守るしかございませんが、九州大学というフィールドで、充実した日々を送って頂
きたいと思います。
 九州大学の歴史と伝統の上に、今後益々の発展を願ってやみません。

(本記事は九大広報98号(平成27年3月発行)に掲載されたものです。)