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文武両道をめざして欲しい

2016.02.04
吉武 考三郎様
(法学部昭和52年卒業、体育総務委員会委員長/バドミントン部出身)


 学生時代は学業そっちのけで専ら「体育総務委員会」活動に明け暮れていま
した。特に七大戦はメインイベントでした。
 七大戦とは、旧帝大であった七校が昭和37年から持ち回りで開催している
総合体育大会のことで、今年で54回目になります。ただ、最近母校の成績が
振るわないようで、OBの一人として心を痛めています。
 皆さん方は、生い立ちや規模の似通った七大学ですから、多分総合成績は拮
抗しているのでは、と思われるでしょうが、実は大変残念なことに我が母校は、常に最下位近傍を低迷しています。特にここ15年でいえば、7位(ビリ)が
11回!という他校を圧するダントツの低空飛行なのです。少々嫌みに聞こえるかもしれませんが、この成績と学問分野での業績や就職などを含めた大学の勢いには相関関係があるように思え
てなりません。
 体育会系OBである我々も各サークルへの支援を含めまだまだやることは多いと思いますが、
ぜひ大学当局も「文武両道」を念頭に体育施設の充実など諸施策を打ち出していただきたいもの
です。
 質実剛健・剛毅木訥の九大魂が蘇ることを願ってやみません。

(本記事は九大広報101号(平成28年1月発行)に掲載されたものです。)