Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

自身の研究の質を次のステップへ進める大きな糧になったと実感しています

2017.11.30

秋山 祐貴

工学府

九州大学基金「学生の国際会議参加等支援」 採択者の声
工学府博士後期課程1年 秋山 祐貴

国際会議等名: 67th International Astronautical Congress (第67回国際宇宙航行会議)  

本会議は国際宇宙航行連盟(IAF)により2年に1度開催され、航空宇宙工学と宇宙科学に及ぶ宇宙に関連する分野のシンポジウムを同時に開催する宇宙分野最大の国際会議です。国内で開催される会議に比べ格段に規模が大きく、また口頭発表の採択率も50%程度と低いことが特徴です。そのため、口頭発表の質は高く、また発表内容も革新的なものばかりでした。  
私は、修士論文をまとめるにあたり得られた研究成果を本国際会議において英語で発表し、同分野の研究者とのディスカッションや異分野の研究者との交流を通して研究に対する新たな知見を得ました。また、同分野で活躍する同世代の研究者の発表を直接聞くことで、研究に対する熱意がより一層高まりました。  
世界中の研究者と英語でコミュニケーションをとるなかで、英語力をさらに向上させ、もっと深く高度なディスカッションをできるようになりたいと改めて感じました。本学会参加で得られた成果は、自身の研究の質を次のステップへ進める大きな糧になったと実感しています