Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

私のような留学生にとっては大変大切な支援となりました

2017.11.30

申 相澈

人間環境学府

九州大学基金助成事業「学生の国際会議参加等支援」成果報告書
国際会議:The 7th International Conference of Asian Concrete Federation (第7回アジアコンクリート連盟国際会議)  

平成28年10月30日から11月2日までの4日間、ベトナムのハノイにおいて開催された会議に参加しました。 この会議は、経済や技術開発が急速に発展しているアジア諸国において、建築材料として最も重要な材料の一つであるコンクリートに関する専門的知識や経験を共有するものです。コンクリート構造物の構造設計、材料、施工、維持管理に関する規格の更新、改訂の推進等を行うことを目的とし、2004年に設立されました。    
私は大会3日目のセッションで、「A Study on the Mockup Test For Quality Control of Floor Slab Concrete according to Curing Method under Hot Weather」と題して発表を行いました。アジア各国の研究者から、コンクリートの水和熱に対すること、実験環境及びデータ蓄積の重要性に関するコメント、測定方法の考察などの質疑がありまして、活発な議論ができました。  
学生が、特に私のような留学生が国際会議に参加するのは経済的に大きな負担になります。しかし、九州大学基金助成事業「学生の国際会議参加等支援」は、その問題を解決してくれました。今回の国際会議の参加にあたりお世話になりました関係各位に、深く感謝の意を表します。