Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

今後も、後輩のため本事業が継続されることを願っております

2017.11.30

前野 亜実

歯学府

九州大学基金助成事業「学生の国際会議参加等支援」採択者の声
国際会議名:10th World Cleft Lip and Palate Congress(第10回国際口腔外科学会)    

今回が10回目の開催となる本学会は、インドのチェンナイにて10/24~28の5日間の日程で行われました。世界中から多数の口腔外科医・他職種の医療関係者が参加する、口唇・口蓋裂の分野では最大規模の学会です。  
今回、私は九州大学病院顎口腔外科における口唇裂・口蓋裂治療について報告を行いました。特に、他国ではまだ行われていない、母親や口唇口蓋裂患者に対する産前カウンセリング・産後の往診についての臨床的取り組みについては多くの質問をいただき、活発な討論を行うことができました。  
当院での口唇口蓋裂患者に対する新しい治療アプローチについて他国の臨床医やその他関係する医療職種の方へ情報を提供することができたと思います。  
在学中にこのような貴重な経験をさせていただき、今後の研究遂行にあたり非常に有意義な知識を多数得ることができました。今後も、後輩のため本事業が継続されることを願っております。

(写真)学会会場の様子。一番右が私になります。