Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

「愛される、芸工吹奏へ。」というスローガンのもとに

2017.12.28

平成28年度代表 枝 美穂子

芸術工学部吹奏楽団

この度九州大学基金支援助成により、大型打楽器であるヴィブラフォンを支援していただきました。今回の支援により当団の活動の幅が一気に広がり、団員一同心より感謝しております。  
私たち九州大学芸術工学部吹奏楽団は、大橋キャンパスを拠点とした比較的新しい吹奏楽団です。平成22年に創立された当団は、団員不足に伴う活動休止期間を経て現在総勢75人の大規模サークルへと成長を遂げました。特に昨年度からの団員増加は著しく、現在も多くの学生が楽団の見学に訪れています。  
団員が増加したことで深刻化したのが、楽器の不足です。当団は歴史が浅いため団所有の楽器もまだまだ少なく、特に大型打楽器に関してはほとんど所有していないためその多くを同キャンパスで活動している九州大学芸術工学部フィルハーモニー管弦楽団から借用して活動しています。しかし、吹奏楽とオーケストラでは根本的に編成が異なるためオーケストラで使用しない楽器は演奏することができず、楽器不足のため大曲にも関わらず打楽器パートの団員が暇を持て余してしまうといった事態も多く発生していました。  
今回の支援で、この状況は大きく変化しました。今回支援していただいたヴィブラフォンは、吹奏楽には必要不可欠な大型打楽器です。3月に楽器が届いて以来毎週の練習にて大切に使用させていただき、7月にはこの楽器の初舞台となるサマーコンサートを開催することができました。また3月には、当団で初となる学外ホールでの定期演奏会を開催する予定です。今回のメイン曲はコンクールでもよく演奏される難曲で、今回の支援なしでは選曲の候補にあげることすらできませんでした。改めて感謝申し上げます。  
当団は「愛される、芸工吹奏へ。」というスローガンのもと、もっとたくさんの方に吹奏楽を楽しんでいただけるよう、さらに活動の幅を広げていく予定です。より愛される楽団として活躍していけるよう、今後もご支援のほど宜しくお願いします。
(写真上:平成29年度 サマーコンサートの様子)
(写真下:平成29年4月に主催した参加型演奏企画、吹奏楽DAYの様子)
HP URL 
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~g-winds/