Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

日本の医療をよりよくするために

2018.01.17

中山 光 【平成28年度受賞】

医学部 医学科

私は「世界を舞台に活躍できる医師になり日本の医療をよりよくする」ことを目標に、医学学習・医療イノベーション・部活・国際交流といった大きな4つの柱を元に活動しています。  
まず、本年度からいよいよ専攻の医学学習が始まり、解剖実習や実習、授業を通して充実した一年間を過ごすことができました。特に、解剖実習では私たちにとって初めての患者さんであるご献体を前にして、貴重な経験をすることができました。同時に、本で学んだ知識を実際に五感で確認し、医師となる自覚を新たにしました。  
また、医療系イノベーション人材育成プログラムであるedge programに参加しました。ここでは医療系シーズの評価の仕方、そしてそのシーズの商業化の手法について学びました。参加者にはQBSや企業の社会人の方々もいて、ワークではかなりレベルの高い議論が行われていました。  
そして、所属する医学部フットサル部では仲間とともに大好きなフットサルに打ち込み、心身ともに健全な医師となれるよう努力しています。さらに、国際交流パーティーや交流会などに積極的に参加し、運営にも携わることで語学力向上と異文化理解に努めています。また、最近では美術に関心をもち、春休みにフランスへ旅行し、世界的に有名な絵画のオリジナルを鑑賞してきました。芸術が人の心に呼び起こす感動を医療の現場に生かす方法について考えていきたいと思います。

①edge program講義の様子。髪を束ね、白い服を着ている女性の後ろに座っているのが私です。
②フランス・パリのオルセー美術館にて。後ろの絵画はピエール=オーギュスト・ルノワールのムーラン・ド・ラ・ギャレット。