Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

初めての留学へ

2018.01.17

蜂谷 友理 【平成28年度受賞】

工学部 機械航空工学科

山川賞を頂いてからの私の大学生活は一気に活動の幅が広がり、その一つとして、初めての留学へ行けたことが私にとって今年度の一番大きな成果でした。
参加したのは、九大工学部が主催する、アメリカのサンノゼ州立大学で英語と起業家精神を学ぶELEPという5週間のプログラムです。英語力を伸ばすことはもちろんのこと、私にとって初めて日本を外から見る機会であったため、イノベーションがあらゆる所で起こっているシリコンバレーの地で受ける刺激は全く新しいものでした。
日本人の良い特徴として挙げられる謙虚さやおしとやかさは、この世界では全く裏目に出るのだと知り、私たちが将来に向けてあるべき姿勢を考え直させられました。そして、将来の夢の根本こそは揺るがなくとも、それを目指す意識や覚悟は今までよりずっと強くなりました。

山川賞を受賞したことで最も変わったのは、自分自身の意識です。自信や誇りを感じる一方、特に今回の留学からは自分の弱点や欠点も思い知らされ、もっと頑張らなくてはと一層モチベーションが高まりました。来年度以降もこの姿勢を保ち、留学だけでなく他に取り組んでいる活動にもより熱心に励み、勉学・ロケット製作のサークル活動・国際交流活動、それぞれでさらなる成果を引き続き出していこうと思っています。     

picture 1 ファイナルプレゼンテーションの様子
picture 2 英語のクラスの修了式の様子、中央が私です。