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支援を受けた研究者・学生等の声

「若手事務・技術系職員の能力開発」事業 平成29年度職員海外研修報告①:アテネオ・デ・マニラ大学

2018.02.21

山口法子

理学部等事務部用度係

【研修期間】平成29年9月25日~平成29年11月3日
英語研修:9月25日~10月26日 インターンシップ:10月27日~11月3日

今回の研修では、初めの5週間はアテネオ・デ・マニラ大学にあるALLC(Ateneo Language Learning Center)にて英語研修を受けました。その後、CPO(Central Purchasing Office)にて1週間のインターンシップを行いました。
英語研修では、2クラスに分かれ、Writing・Reading, Listening・Speakingの授業を受けました。私のクラスは、私を含め日本から3人、インドネシア、ベトナムからそれぞれ1人ずつの計5人でした。語彙力の無さはもちろん、発音が苦手だった私はSpeakingの授業に特に力を入れて頑張りました。Speakingの授業ではプレゼンが行われるのですが、準備に相当な時間をかけていたと思います。お陰で、ベストプレゼンターに選んでいただき、修了式の際には司会を務めさせていただきました。このことは、私にとってとても自信となりました。また、どの授業でもグループワークでお互い自分の意見や考えた方を発表する機会があり、様々な視点からの意見を聞くことができとても有意義でした。
インターンシップは、本学でいう調達課や用度係の業務をしている部署で行いました。実際に会計システムを操作し伝票処理をさせていただいたことで、アテネオ大学での調達方法の流れを知ることができました。また、在庫支給の倉庫を見学させていただいたり、入札・共同購入等のやり方を詳しく教えていただいたりしました。その中でも、パソコンの共同購入やコーポレートカードの導入など、今後の業務の参考になる事項についての話を聞くことができとても勉強になりました。職場のみなさんはフレンドリーで親切で、現地の言葉・文化、観光地など業務以外のこともたくさん教えていただきました。とても素敵な環境で楽しく過ごすことができました。
本研修での私の目標は、6週間英語漬けの環境に身を置くことで、自身の英語力を高め、積極的にコミュニケーションをとる姿勢を身につけることでした。また、今回が自身にとっての初めての海外渡航だったこともあり、異文化に触れ、視野を広げたいという思いもありました。本研修での授業やインターンシップそしてクラスメイトや現地の方との交流を通じて、以前よりも臆することなく英語でのコミュニケーションができるようになったと思いますし、新しい考え方や価値観に出会うこともできました。このような貴重な機会を与えて下さりサポートして下さった皆様に、心から感謝申し上げます。