Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

山川賞が私に与えてくれた機会のすばらしさ

2018.05.15

周 礼旻(シュウ リィミン)【平成29年度受賞】

法学部

 初めに、九州大学の学生として、山川賞を受賞すること
は大変名誉なことであり、また奨学金として学生生活およ
び様々な活動へのご支援をいただけることは大変光栄なこ
とであると感じています。
 私は将来、海外で国際政治と教育の研究をしたいと考え
ています。そのために現在学生塾を経営するなど様々な活
動を行い、日々勉学に励んでいますが、山川賞を受賞した
ことの責任感と自信が、それらの活動の原動力になってい
ます。これからの学生生活でも、学術留学や新規プロジェ
クトの運営など、様々な取り組みを行っていきますが、九
州大学の名前を背負う九大生として、精一杯努力していこ
うと思います。
 次に、毎年奨学金を支援いただくにあたり、今後の奨学
金の使い方についてご報告します。私は、2019年の一年
間、ドイツに留学しようと考えています。留学先の大学で
は、ヨーロッパ法や国際法・国際政治を学習する予定であ
り、国際機関でのインターンシップや法律事務所で実務経
験なども行ってきます。また、日本教育の変革の必要性から、世界で注目されているヨーロッパ教育を調査し、日本での応用可能性について研究したいと考えています。この留学中の活動、生活等に係る費用として、本奨学金を活用させていただきます。
 最後に、このように様々な面において学習機会を与えてくださり、大変有難うございます。このような環境で学ぶことができていることを、非常に幸運だと感じるとともに、誇らしく感じます。これからも、学習意欲を高く持ち精進して参りますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

【写真:上】1年次の夏に参加したアジア太平洋カレッジでのオープニングスピーチ
【写真:下】伊都キャンパスの駐輪所にて