支援助成事業

山川賞

    • 受賞がもたらした視点

    • 大場 大輔 【平成29年度受賞】

    • 工学部 電気情報工学科

    •  今年度、山川賞を受賞し、英国への交換留学や人工知能
      に関する専門的な学習、各種交流活動などの様々な経験を
      することができました。日々の生活の中でも、今までとは
      比較にならないくらいに周囲の世界が拡がっていくのを実
      感しています。そして、こうした活動の根底には、山川賞
      の存在と山川賞を受賞したことによる自分の中での大きな
      変化があります。
       山川賞は少々逆説的ではありますが、奨学金という間接
      的支援を通じ、本質的には学生たちに自由に活躍できる
      「場」を提供していただいていると感じています。という
      のも、山川賞に於いては活動に対するノルマは存在せず、
      私達が自ら考えて行動することを良しとされているからで
      す。これは、私にとって本当にありがたく、皆様が私達に
      対して信を置き、そして期待していただけているからこそ
      成り立つ仕組みだと思います。同時に、それは受賞者の反
      省の契機ともなり、自発的に「内省する自己」という存在
      を作り上げます。これが受賞後に感じた、僕の中での大き
      な変化です。事実、今までなら見過ごしていたような日々
      の行動でも、受賞後は「果たして本当にこれでいいのだろ
      うか」と考え直す機会が増えました。受賞者として求めら
      れる資質が、今の自分自身に備わっているか自然と点検す
      るようになったのです。とはいえ、今の自分にはまだまだ
      至らない点が多々あり、人間的には発達途上にあります。
       これからも感謝の気持ちを忘れずに、自己陶冶に励むこ
      とで、将来的には自分の夢である人工知能を通じた豊かな
      社会を実現し、皆様の支援に応えられたらと考えています。



      【写真:上】留学相談会で自身の計画をもとにアドバイスを行う
      【写真:中】ホームステイ先のお父さんと湖水地方を散策
      【写真:下】イギリスでの剣道の稽古風景