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九州大学法文学部創立100周年記念プロジェクトへのご支援のお願い
旧法文学部本館(九州(帝国)大学の箱崎キャンパス正門より)
「法文学部発祥之地」の碑(旧箱崎キャンパス)/桂木勝彦氏撮影
法文学部は「法律的知識と文学的知識をともにもつ新しい知識層の創出」を目指して創立されました。その後、法学部・経済学部・文学部の三学部に分かれるとともに、教育学部が創設され文系部局に加わり、過去100年近く、人文社会科学系分野は、専門化を進めることで奥深い学問的知見を社会に還元し、文化や社会の豊かな発展に貢献して参りました。他方、パンデミックや地球温暖化、未曽有の地域紛争など、現代の諸課題解決のために、分野の枠を超えた協働も強く求められてきており、時代の要請に応えるべく、人文社会科学系4学部は2018年(平成30年)研究・教育協働のためのプラットフォーム「人社系協働研究・教育コモンズ」を創設し連携を進めて参りました。 法文学部創立100周年となる2024(令和6)年を迎えるにあたり、人文社会科学系4部局が共同で記念事業を実施し、人文社会科学系4部局の教職員・在学生・同窓生や関係者の皆様が、これまでの歩みを共に振り返り、創設の原点を再認識するとともに、それを弾みとして九州大学が目指す「総合知」の展開のために、人社系コモンズにおける協働研究、人社系副専攻プログラム、各部局国際コース、同窓会の国内外ネットワーク拡充等の支援を行います。※九州大学法文学部創立100周年記念プロジェクトホームページ https://houbun-100th.kyushu-u.ac.jp/ | |
孔子ゆかりの楷木(かいのき)(旧箱崎キャンパス文系地区) |
法文学部の100年にわたる歴史、教育研究の成果、国内外で活躍する卒業生の活動等を積極的に情報発信し、交流することを目的として、記念式典、記念モニュメントの設置や記念誌の編集・発行等の記念行事を実施します。 | |
人文社会科学系4学部が入居するイースト1号館、2号館の全景 |
教育面では、人文社会科学系4学部のそれぞれの学問分野に蓄積された知的資産を相互に開放し、体系的に提供する「人社系副専攻プログラム」を実施しています。プログラム学生に対して、成績優秀者への奨学金支給などの支援を行います。研究面では、人文・人間環境・法・経済の各領域の専門分野を生かしつつ、領域内だけでは成しえない学際的研究を行っています。さらなる学際的研究のために協働研究活動の強化を実施します。 | |
イーストゾーン大講義室での講義風景(伊都キャンパス) |
在学生と卒業生及び教職員との交流連携や同窓会活動の推進・活性化・強化に係る支援を行います。グローバル人材育成として、人文社会科学系4学部・学府の国際コース・プログラム在学生の短期語学留学に対する支援などを実施します。また、各学部における同窓会との連携強化、諸外国にいる卒業生との国際ネットワークの整備などを実施します。 |
イースト森のテラスに移植された楷木(かいのき)(写真左)と同じく移設された第4代松浦鎮次郎総長の胸像(写真右)
《九州大学法文学部創立100周年記念プロジェクトへのメッセージ》
九州大学は、2021年11月「指定国立大学法人」に選定されたのを契機に、VISION 2030を定め、「総合知で社会変革を牽引する大学」を目指して新たなステージに踏み出しました。2024年に創設100周年を迎える本学の人文社会科学系部局は、「総合知」の不可欠な担い手として、持続可能なグローバル社会や多様な人々のウェルビーイング実現に向け、大いに期待されているところです。本プロジェクトへのご理解・ご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。 九州大学理事・副学長 |
九州大学経済学部同窓会会長 貫 正義 (昭和43年経済学部卒 九州電力相談役) |
九州大学法文学部が、過去100年の日本の激動の歴史の中で、九州という地を基盤とし、幾多の人材を輩出し、社会発展に寄与されてこられたことに、敬意を表するとともに、同窓生として誇りを感じます。次の100年がさらなる苦難の道であることはすでに明らかです。そこにあって九州大学は、自然科学、人文社会科学、芸術デザインの融合に進路を見出しつつあります。常に社会変革の先頭に立つ気概を強く持ち、九州ならではの柔軟で自由な大学の存在感を示し続けることを期待してやみません。 九州大学法学部東京同窓会会長 |
荒木 あかね (令和3年文学部卒 江戸川乱歩賞受賞作家) |
現在の寄附申入額 | 17,287,000円 |
※2024年4月30日現在
1.事業目的
法文学部創立100周年となる2024(令和6)年を迎えるにあたり、人文社会科学系4部局が共同で記念事業を実施し創設の原点を再認識するとともに、それを弾みとして九州大学における総合知の展開のために、人社系協働研究・教育コモンズにおける協働研究、人社系部副専攻プログラム、各部局国際コース、同窓会の国内外ネットワーク拡充等の支援を行います。
2.募集期間 2026(令和8)年3月31日まで
3.目標額 3,000万円
4.募金額 個人:一口1,000円、法人・団体等:一口100,000円(いずれも何口でも可)
5.寄附への謝意
ご寄附いただきました皆様に深く感謝の意を込めまして、ご芳名・団体名を特設サイトに掲載いたします(掲載・公開を希望されない方を除く)。
また、講演会等各イベントのご案内を送付いたします。
6.寄附の方法
①クレジットカード決済によるご寄附
こちらのクレジットカード決済専用寄附申込みページより手続きをお願いいたします。
ご寄附にあたっては「寄附目的」で使途特定寄附の「九州大学法文学部創立100周年記念事業」を選択してください。
②指定金融機関からのご寄附(指定金融機関はこちら)
本学所定の振込用紙(払込取扱票)を使用し、ご寄附いただけます。
振込手数料はかかりません。振込用紙(払込取扱票)をお送りしますので、
こちらの払込用紙請求ページよりご連絡ください。ご寄附にあたっては「寄附目的」の欄で「使途特定寄附」を選択し、「九州大学法文学部創立100周年記念事業」とご記入ください。
※2022年1月から、ゆうちょ銀行での現金振込の場合は、現金利用負担額が別途必要となります。
③指定金融機関以外の金融機関、ATM、インターネットバンキングからのご寄附
「九州大学基金寄附申込書(Excel様式)・(PDF様式)」を総務部同窓生・基金課へ送付いただいた後、本学の指定金融機関の口座へお振り込みをお願いいたします。恐れ入りますが振込手数料はご負担ください。
ご寄附にあたっては、寄附申込書の「寄附の種類」の欄で、「その他」を選択し、「九州大学法文学部創立100周年記念事業」とご記入ください。
寄附申込書のご提出がない場合は、寄附者の確認が困難になり、領収書をお届けできないことがございます。
本プロジェクトへのご寄附は、所得税法上の寄附金控除の対象となります。
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【寄附金の納付に関するお問合せ先】
九州大学総務部同窓生・基金課基金係
TEL 092-802-2150
FAX 092-802-2149
E-mail k-kikin@○jimu.kyushu-u.ac.jp(メールアドレスの中の○を消してください)
【本事業に関するお問合せ先】
九州大学人文社会科学系事務部総務課
TEL 092-802-6320・6302・6305
FAX 092-802-6390
E-mail houbun-100th@○jimu.kyushu-u.ac.jp(メールアドレスの中の○を消してください)
【関連サイト】
九州大学法文学部創立100周年記念プロジェクト
https://houbun-100th.kyushu-u.ac.jp/
九州大学文学部・大学院人文科学府・大学院人文科学研究院
https://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/
九州大学教育学部
https://www.education.kyushu-u.ac.jp/
九州大学大学院人間環境学府・大学院人間環境学研究院
https://www.hues.kyushu-u.ac.jp/
九州大学法学部・大学院法学府・大学院法学研究院
https://www.law.kyushu-u.ac.jp/
九州大学経済学部・大学院経済学府・大学院経済学研究院
https://www.econ.kyushu-u.ac.jp/
九州大学人社系協働研究・協働コモンズ
http://commons.kyushu-u.ac.jp/