ニュース
九州大学「第九」日本人初演100周年記念事業へのご支援のお願い
ベートーヴェン作曲の交響曲第九番「合唱付き」は、現在全国津々浦々で、年末を中心に頻繁に演奏されており、広く知られた名曲です。この曲は1824年5月にオーストリアのウィーンで初演され、今年(2024年)は初演200周年にあたります。 我が国においては、1918年に徳島の俘虜収容所でドイツ人俘虜による演奏が日本初の演奏ですが、1924年1月に九大フィルハーモニーオーケストラにより当時の摂政宮御成婚記念として第4楽章の一部が演奏されており、これが日本人による初めての演奏とされています。このように2024年は第九初演の200周年、九大フィルによる初演100周年というメモリアルイヤーとなります。 九大フィルハーモニーオーケストラが100年前の福岡において、西洋文化の導入と普及に向けた先駆けとしての役割を果たしていたことは、大学が教育研究機関としてだけではなく、地域文化創造に大きな役割を果たしてきたことを示すものです。このような、大学が地域文化に及ぼした影響を振り返り、今後の進むべき進路を考え九大の地域社会における役割を示す機会として本事業を計画しました。2.各企画紹介 学生向けの講義のほか、一般の方もお楽しみいただける以下の企画を実施します。 ① 特別演奏会 九大フィルが、本学客員教授でもある鈴木優人氏の指揮のもとで「第九」の全曲を演奏するとともに、最近の調査で明らかとなった100年前の演奏を再現します。 2024年9月16日(月・祝) 14時開演 アクロス福岡シンフォニーホール ③ 展示会 本学の大学文書館には九大フィル創立以来の古い楽譜が、東京藝術大学には九大フィル創立者の榊保三郎教授が私有していた楽譜がそれぞれ1,000点近く保存されています。これらを精査したところ100年前に九大フィルが日本人初の「第九」演奏に使った楽譜が見つかり、謎だった演奏の全容が明らかになりました。これらの貴重な史料を公開展示します。 3.主な使途 4.顕彰 ● 第九特別演奏会ライブ配信チケット(10口以上。1週間アーカイブ付き) ※8月以降に寄附いただいた方には、第213回定期演奏会の配信チケットを贈呈いたします。 ● 下記いずれかの演奏会へのご招待 対象:30口以上寄附いただいた方のうち、希望される方 (1)第九特別演奏会S席 ペアご招待 (2)近日の九大フィル定期演奏会 ペアご招待 ※(1)につきましては、目安として7月末日までにご寄附いただいた方に限らせていただきます。また、クレジットカード決済によるご寄附の場合、ご意見、連絡事項等を記載する欄に演奏会への 招待ご希望の有無についてご記入いただきますようお願いいたします。 ご記入が無い方またはそれ以外の方法でご寄附いただいた場合は追って確認の連絡をさせていただ きます。 | |
募集期間 募集金額 | |
寄附の方法
①クレジットカード決済によるご寄附
こちらのクレジットカード決済専用寄附申込みページより手続きをお願いいたします。
ご寄附にあたっては「寄附目的」で「その他のご支援」の「「第九」日本人初演100周年記念事業支援」を選択してください。
②指定金融機関からのご寄附(指定金融機関はこちら)
本学所定の振込用紙(払込取扱票)を使用し、ご寄附いただけます。振込手数料はかかりません。振込用紙(払込取扱票)をお送りしますので、こちらの払込用紙請求ページよりご連絡ください。ご寄附にあたっては「寄附目的」の欄で「使途特定寄附」を選択し、「「第九」日本人初演100周年記念事業支援」とご記入ください。
※ゆうちょ銀行での現金振込の場合は、現金利用負担額が別途必要となります。
③指定金融機関以外の金融機関、ATM、インターネットバンキングからのご寄附
「九州大学基金寄附申込書(Excel様式)・(PDF様式)」を総務部同窓生・基金課へ送付いただいた後、本学の指定金融機関の口座へお振り込みをお願いいたします。恐れ入りますが振込手数料はご負担ください。ご寄附にあたっては、寄附申込書の「寄附の種類」の欄で、「その他」を選択し、「「第九」日本人初演100周年記念事業支援」とご記入ください。なお、寄附申込書のご提出がない場合は、寄附者の確認が困難になり、領収書をお届けできないことがございます。
【本事業に関するお問い合わせ先】
九州大学「第九」日本人初演100周年記念事業事務局
TEL 092-802-2123
FAX 092-802-2139
E-mail dai9@〇jimu,Kyushu-u.ac.jp(メールアドレスの中の〇を消してください)