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【御礼】「九州大学ウクライナ学生・研究者支援基金」へのご寄附のお礼と支援実績のご報告
「九州大学ウクライナ学生・研究者支援基金」へのご寄附、誠にありがとうございました。
ロシアによるウクライナ侵攻により、学びや研究を継続することが困難となっているウクライナの大学・機関等に在籍している学生や研究者を受け入れ、学びや研究を続けるための経済的支援を行うことを目的として令和4年に募集を開始した本基金は、これまで多くの皆様からご支援・ご協力を賜り、総額約1,129万円のご寄附をいただきました。
いただきましたご寄附により、ウクライナの学生4名、研究者2名を本学に受け入れ、渡航費の支援・住宅施設の提供・生活支援等を実施することができました。
これもひとえに皆さまお一人お一人の学生、研究者への温かい想いによるものと、改めてご支援をいただいた方々に心より御礼申し上げます。
約2年半に渡り継続してきた本基金ですが、令和6年9月末をもって支援対象の学生、研究者が本学を離れ、それぞれ新たなステージで生活をスタートさせたことをもちまして寄附の募集を終了させていただきましたのでご報告いたします。
このたび、ご支援いただきました皆様に重ねて御礼申し上げますとともに、引き続き、九州大学にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
【寄附申込額】
総額:11,298,397円
【支援実施期間】
令和4年5月9日~令和6年9月30日
【支援内容】
日本及び出国渡航費の支援、住宅施設の提供・支援(光熱水料等)、生活支援(月額8万円を支給)、授業料不徴収、日本語教育等。
・学生4名
・研究者2名
総額 9,497,766円
※残額については、経済的支援を必要としている留学生支援のために活用させていただきます。
【支援を受けた者からのお礼】
多大なるご支援を誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
皆様のおかげで、九州大学でのグラフェン研究と博士号取得に向けて前進することができました。
今は卒業論文提出の準備をしており、4月から日本の企業で働くことが決まりました。
(平峰麻由撮影 2023.02.23西日本新聞掲載) ※対象者は写真中央