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【御礼】「九州大学「第九」日本人初演100周年記念事業」へのご寄附のお礼と支援実績のご報告

2025.02.17

「九州大学「第九」日本人初演100周年記念事業」へのご寄附、誠にありがとうございました。

 1924年に九大フィルハーモニー・オーケストラ(以下「九大フィル」)の前身である九州帝国大学フィルハーモニー会が、昭和天皇の御成婚を祝ってベートーヴェンが作曲した交響曲第9番(通称「第九」)の有名な第4楽章を日本人で初めて演奏してから100周年を迎えたことを記念し、大学が地域文化創造に及ぼした影響を振り返り、今後の進むべき進路を考え九大の地域社会における役割を示す機会として本事業を計画しました。


キャプション:1924年1月26日 日本人初演の様子


 令和6年4月から12月の間で、多くの皆様からご支援・ご協力を賜り、総額約140万円のご寄附をいただきました。いただきましたご寄附により、講演会、展示、演奏会等、学内外の皆様にお楽しみいただける事業を実施することができました。無事に事業を完了したことより、寄附の募集を終了させていただきましたのでご報告いたします。
 これもひとえに皆さまお一人お一人の温かい想いによるものと、改めてご支援をいただいた方々に心より御礼申し上げます。


キャプション:2024年9月16日 特別演奏会の様子


 このたび、ご支援いただきました皆様に重ねて御礼申し上げますとともに、引き続き、九州大学にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。


【寄附申込額】
総額:1,393,000円


【実施期間】
令和6年4月1日~令和6年12月31日


【事業内容ほか】
・特別演奏会、特別講演会、特別展示、特別講義を実施しました。
九州大学Webサイトにて実施報告しております。(特別講演会はアーカイブでご覧いただけます。)
九州大学「第九」日本人初演100年記念事業 | 特集 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)

・2024年9月に開催された特別演奏会の様子を以下からご覧いただけます。
①「新編奉祝歌(「第九」第4楽章の一部替歌)」再演
1924年の日本人初演では、お祝いの気持ちをつづった日本語の歌詞を第九第4楽章に当てはめた「替え歌」を「新編奉祝歌」として演奏されました。当時の楽曲、譜面の研究・考察により、このたび演奏会で当時の演奏を再現しました。
この楽曲としての再演は初めてで、世界で唯一の記録映像となります。
https://youtu.be/APCp8RcOk58

②交響曲第九番 ニ短調作品125(ベートーヴェン)
「現在の第九」として演奏されました。本学客員教授鈴木優人氏の指揮の下、4名のソリスト、九大フィルの学生、そして市民からの公募で結成された約200名の合唱団による熱い演奏になります。
https://www.youtube.com/watch?v=ZF1EHk-KEFs