News

ニュース

お知らせ

『激変する森林生態圏の再生と保全』の創設とご支援のお願い

2025.12.12
『激変する森林生態圏の再生と保全』の創設とご支援のお願い


 近年、気候変動に伴う気温上昇や豪雨による甚大な影響、大型野生動物の過剰な採食による植生衰退、ナラ枯れなどの森林病虫害など、森林の生態系が急速にその姿を変えつつあります。こうした変化が、長年にわたり教育研究のフィールドとして多様な森林を造成・保全・利用してきた演習林の活動に深刻な支障をもたらしています。本プロジェクトは、これらの影響を総合的に調査し、保全・再生に向けた対策を講じることで、次世代の学生や研究者による教育研究活動を持続的に支えるとともに、得られた学術的知見をもとに地域社会や持続可能な未来に貢献することを目指します。

教育研究の森
 九州大学には森林について学び、研究を行うための施設として「演習林」が設置されています。福岡(篠栗町・久山町)、宮崎(椎葉村)、北海道(足寄町)にある3つの演習林では、日本列島の暖温帯から冷温帯にいたるさまざまな森林環境を活かしながら、森林科学コースの学生・大学院生や全学部低年次学生の教育や研究を行っています。また各演習林が所在する地域の子供たち、一般の方々、専門の方々との連携活動も多数実施しています。


3つの演習林の位置


実習の様子。農学部地球森林科学コースの学生をはじめ全学部低年次学生、大学院生物資源環境科学府の大学院生を対象にした実習・講義が行われている。



激変する森林生態圏
 近年、気候変動の影響で気温の上昇や集中豪雨の増加などが目立つようになり、自然環境への影響が深刻になっています。加えて、増加したシカの過度な採食による植生の衰退や、ナラ枯れなどの森林病虫害の拡大などにより、森林の生態系は急速に変化しています。このような変化が、100年以上にわたり教育研究のフィールドとして多様な森林を造成・保全し、学術情報の収集・蓄積をおこなってきた演習林の活動に深刻な支障をもたらしています。


シカの過度の採食により下層植生が衰退し、ブナ等の上木も枯死した森林(宮崎演習林)


集中豪雨によって土石が流入し、通行できなくなった林道(福岡演習林)



教育研究の基盤としての森林を次世代に
 本プロジェクトでは、教育研究基盤としての森林を次世代に継承することを目的として、期間内に以下の内容に取り組み、設備整備や資材調達、調査活動費などの経費として活用させていただきます。
 ●災害・被害状況の調査と科学的データの蓄積
 ●シカ被害の軽減を目的とした防除対策
 ●森林病虫害の防除および被害木の管理
 ●林道整備等による森林管理体制の強化



本プロジェクトによる期待される成果・効果
 ●森林生態系の回復および多様性の維持
 ●演習林を活用した教育・研究活動の持続的展開
 ●激変する環境下における森林再生・保全の実践的事例としての社会発信
 ●次世代の森林科学教育への貢献



つきましては、本趣旨にご賛同いただける皆さまからのご支援・ご寄附をお願い申し上げます。皆さまからのご厚意は、演習林の再生と持続的な森林教育・研究の発展のため、大切に活用させていただきます。



農学研究院・教授/農部学部附属演習林長
久米 朋宣


施設公開 林内見学

 


植生調査(←) (→)ライトセンサス

 


植栽木調査(←) (→)学術参考保護林調査

 


ナラ枯れ被害木撤去作業(←) (→)シカ対策用電気柵設置作業

 


林道支障木撤去作業(←) (→)研究用稚樹採取作業

 


寄附の方法
クレジットカード決済によるご寄附
こちらのクレジットカード決済専用寄附申込みページより手続きをお願いいたします。
ご寄附にあたっては「寄附目的」で 使途特定寄附の「激変する森林生態圏の再生と保全」を選択してください。

指定金融機関からのご寄附指定金融機関はこちら
本学所定の振込用紙(払込取扱票)を使用し、ご寄附いただけます。振込手数料はかかりません。振込用紙(払込取扱票)をお送りしますので、こちらの払込用紙請求ページよりご連絡ください。
ご寄附にあたっては「寄附目的」の欄で「使途特定寄附」を選択し、「激変する森林生態圏の再生と保全」とご記入ください。

※2022年1月から、ゆうちょ銀行での現金振込の場合は、現金利用負担額が別途必要となります。

指定金融機関以外の金融機関、ATM、インターネットバンキングからのご寄附
「九州大学基金寄附申込書(個人用)(法人用)」を総務部同窓生・基金課へ送付いただいた後、本学の指定金融機関の口座へお振り込みをお願いいたします。恐れ入りますが振込手数料はご負担ください。

ご寄附にあたっては、寄附申込書の「寄附の種類」の欄で、「その他」を選択し、「激変する森林生態圏の再生と保全」とご記入ください。

寄附申込書のご提出がない場合は、寄附者の確認が困難になり、領収書をお届けできないことがございます。

本プロジェクトへのご寄附は、所得税法上の寄附金控除の対象となります。
詳細は、税制上の優遇措置(寄附金控除)をご覧ください。




---------------------------------------

【寄附金の納付に関するお問合せ先】
九州大学総務部同窓生・基金課基金係
TEL 092-802-2150
FAX 092-802-2149
E-mail k-kikin@○jimu.kyushu-u.ac.jp(メールアドレスの中の○を消してください)

【本事業に関するお問合せ先】
九州大学農学部等事務部財務課演習林総括係
TEL 092-948-3102
E-mail nonsomu@○jimu.kyushu-u.ac.jp(メールアドレスの中の○を消してください)