お知らせ

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2021年06月01日

九州大学基金「産業数学人材育成プロジェクト」の創設とご支援のお願い

近年, 産業の基盤として数学の果たす役割がますます大きくなっています. 経済産業省と文部科学省による共同の報告書「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」では,第四次産業革命を主導して行くために欠かせない科学として数学の重要性が強調されています. 同時に使われる数学も拡がりを増し, 数値解析・数理最適化・統計など従来から産業との結びつきを見せていた分野だけでなく, 代数・幾何など産業との関わりが目立っていなかった分野においても, 情報科学・材料科学・生命科学・金融工学など他の学術分野と連携し, 関連する産業の発展に寄与する例が増えています. 当研究所の名前にある「マス・フォア・インダストリ(Mathematics for Industry: MfI)」は, このように数学が社会や数学以外の学術分野と結びつきを強める中で, その要請に応えるために, これまで存在していた分野の枠組みに囚われない新しい数学を指しています.

当研究所は 2021 年に 10 周年を迎え, 我々が取り組んできた異分野との連携や交流のさらなる推進と, 産業における技術革新に寄与する数学のさらなる創出を目指しています. そこで当研究所は, 我々が今後も日本における MfI の拠点として, 産業界と共に, 新しい 数学の研究領域である産業数学の深化を推進し, 産業に対する高い意識と数学能力を備えた 人材を育成し, 産業に数学を活かす有機的な連携を創出することで, 産業数学発展の礎となっ て社会に貢献することを, 5 月 14 日に開催したIMI 設立10周年記念式典においてIMI宣言2021として内外に公表しました.

これらの目標を実現するためには, 国際的に優れた数学力・統計力を基に育まれる数学モデリング力を用いて, 多様な学術分野あるいは産業界と共創・創発できる人材をより一層, 育成していく必要があります. そこでIMI10 周年記念事業実行委員会では, 産業数学人材育成に特化したプロジェクトを立ち上げ, さらなる人材育成を図っていきます.



設立目的
産業界と大学間の交流を通じて, 産業の技術革新を創出する新しい数学を開拓し, 開拓した数学の知見を産業界において活用し, 産業への貢献を意識できる高い数学能力と共創力を備えた人材育成に必要な様々な事業を展開します.

事業内容
●産業の技術革新を創出する新しい数学を開拓する場として, あるいは開拓した高度な数学の知見を産業界で活用する人材を育成する場としてスタディグループ・ワークショップ(Study Group Workshop; SGW) などの集会の企画運営を行います[目標金額: 200 万円].
●博士課程学生の長期インターンシップや社会人ドクター受け入れを展開することで, 学生の産業現場における問題解決能力を養成するとともに, 企業が高度数学人材を業務に活用する機会を増やすことができるように, マッチングに必要なセミナーなどの集会の企画運営を行います[目標金額: 200 万円].
●産業界から大学へ研究者をセミナー講師として招聘し, 講義, セミナー等により産業の技術革新を創出する新しい数学を開拓する基盤となる知見を, 大学院生に教授していただき, 人材の育成に繋げます[目標金額: 150 万円].
●大学から産業界へ研究者をセミナー講師として派遣し, 高度な数学的知見獲得の支援を行うことで, 人材の育成に繋げます[目標金額: 150 万円].
●産業界と大学間の交流を促進し, 相互理解を深め, 数学系大学院での新たな人材育成に役立つような集会の企画運営を行います[目標金額: 200 万円].
●マス・フォア・インダストリの新しい担い手として, 特に, 大学院生を始めとする若手研究者, あるいは女性研究者の機会創出に繋がるような集会の企画運営, 財政支援を行います[目標金額: 300 万円].
●プロジェクトの進行に応じて事業内容の検討を逐次行い, 上記以外にも, 産業数学を担う人材育成に繋がる事業などへの財政支援を積極的に検討します.


目 的 :産業数学人材育成プロジェクト
目標額 :第1期:1,200万円
募集期間:2021年5月~2026年3月31日
募金額 :法人団体:1口10万円、個人:1口1万円(複数口可)


寄附の方法
①クレジットカード決済によるご寄附
こちらのクレジットカード決済専用寄附申込み画面より手続きをお願いします。
ご寄附にあたっては「寄附目的」の欄で、「産業数学人材育成プロジェクト」を選択してください。

②金融機関からのご寄附
本学所定の振込用紙(払込取扱票)を使用し、ご寄附いただけます。振込み手数料はかかりません。振込用紙(払込取扱票)をお送りしますので、こちらの払込用紙請求画面(使途特定プロジェクトの「産業数学人材育成プロジェクト」を選択してください)又はお電話で、総務部同窓生・基金課(092-802-2150)へご連絡ください。
 ご寄附にあたっては「寄附目的」の欄に、「産業数学人材育成プロジェクト」とご記入ください。

 そのほか、指定金融機関以外の金融機関やATM、インターネットバンキングの利用など金融機関からのご寄附については、こちらをご覧ください

 なお、今回のご寄附は、所得税法上の寄附金控除の対象となります。

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(お問合せ先)
九州大学総務部同窓生・基金課基金係
TEL 092-802-2150
FAX 092-802-2149
E-mail k-kikin@○jimu.kyushu-u.ac.jp(メールアドレスの中の○を消してください)