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開学記念式典山川賞受賞者発表会について

2017.11.30
平成28年5月11日(水),伊都キャンパス椎木講堂において,平成28年度開学記念式典が挙行され,山川賞受賞者を代表して,法学部4年の久門将也さん及び工学部3年の大土井博俊さんより発表いただきました。

「九州大学『を』誇る大学生でなく九州大学『が』誇る大学生になる」,久門さんはこの思いを抱き,入学したときから山川賞の受賞を目指し様々な活動に励んできたそうです。久門さんが専攻する分野は「国際公法」「政治学」「国際文化遺産法学」と多岐にわたり,平成27年度はドイツ法律学シンポジウムや世界展開力強化事業(法)などに参加し,専攻外でも国際ボランティア団体である「福岡赤坂レオクラブ」を創設し東日本大震災への支援活動を行うなど,様々な面で活躍していることについて報告いただきました。
また,本年度はベルギー・ルーベンカトリック大学へ長期留学し,EUという日本とは異なる政治制度を持った国の政治や法について学習する予定であることなど,山川賞受賞者としての誇りを持って今後も多くの機会に飛び込んでいくという決意も述べられました。

久門さんに続いての発表者となった大土井さんは今回の発表会に大変緊張していたそうですが,自身の活動内容をわかりやすくまとめつつもユーモアを交えた発表に,会場からは自然と笑いがおこっていました。
平成27年度の活動として,九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)が開講するセミナーで委員の代表を務め,講演とワークショップを通じて学生が主体的に学ぶことに大きく貢献し,また,その中で起業家の聖地と呼ばれるシリコンバレーに強い関心を持ったことから企業家精神・米国セミナーへ参加し,ビジネスプランを投資家の前で英語で発表したことについて報告いただきました。
工学部の学生として学ぶ傍らビジネスについても興味を持つ大土井さんにとって,山川賞受賞によって最も大きく変わったことは「挑戦するハードルが下がった」ことだそうです。自身の学ぶ意欲を満たすため躊躇なく全国・世界のいろいろなところに出向き,積極的に挑戦する姿勢を今後も貫き,九州からイノベーションをおこすという大きな目標に向かって活躍されることと思います。