Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

奨学金の使途及び学修成果等について(H30受給-経済学部1年)

2018.10.01

<学生氏名非公表>

経済学部

 この度は、九州大学修学支援奨学生に採択して頂き、誠にありがとうございます。
 給付頂いた奨学金の使途として、18万円のうち5万円を生活費、5万円を学業費として使用させていただき、残りの8万円は今後の活動のための貯蓄としています。私は今年の冬休みまたは来年の夏休みに勉強のため海外へ行く予定を立てているので、その資金として使う予定です。学業費として、学部の勉強のため経済学に関係する本と英検・TOEFLといった資格関係の本などを購入するのに使いました。
 現在、九州大学の学生寮に住んでおり、慣れない一人暮らしをしながら日々の勉学に励んでいます。この寮では居住者の半数が留学生ということもあって、毎日留学生を見かけることができます。留学生の友達も数人できて、良い環境に住んでいると実感します。留学生との交流はとても刺激的であり、仲良くなった留学生からはいろいろな話を聞いて私が海外へ行くときの参考にしています。グローバルな思考が要求されている社会に応えるためにも、学生のうちに海外の人と交流するのは重要なことだと考えています。
 私は将来的に、経済学部の中でも会計学の分野に進みたいと考えています。会計学の講義は2年生から始まるのでまだ詳しい学習はしていませんが、2年次以降で苦労しないように1年生のうちに経済学の基礎をしっかり学ぼうと思っています。またこの道を進むにあたって必須となる簿記検定について、1年次のうちに3級を取ることを目指して現在勉強中です。
 本奨学金の寄附は最近開始されたものだと聞いて、この機会に巡り会えたことを非常に恵まれていると感じております。私は実家からの仕送りがないので、現在、奨学金とバイトの給料を生活費と学業費に充てて暮らしているところです。
 今回、九州大学基金より頂いた修学支援奨学金によって、より多くの本を読み、より幅広く質が高い学習ができることに本当に感謝しています。奨学生として恥じぬようにこれから一層努力し勉学に励んでいきます。