Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

奨学金の使途及び学修成果等について(H30受給-薬学部5年)

2018.10.01

<学生氏名非公表>

薬学部

 本奨学金については、主に教材費や定期券代、食費を含めた日々の生活費として使用させていただきたした。
 この奨学金をいただけたため、平日(研究室終了後)のアルバイト活動をせずに済み、睡眠時間等をしっかり確保できたため、今まで以上に研究活動に集中することができました。また、金銭面の不安から、今までは夏場の冷房や扇風機もあまり使用しないようにしていたのですが、少し余裕ができたことで、冷房なども少しだけ使わせていただき、自宅での学習にもより集中することができるようになりました。
 現在は、薬学部臨床薬学科の5年生ということで、薬局での実習が始まり、購入した参考書を利用して、復習を行いつつ、将来に向けて様々なことを身につけようと日々取り組んでおります。
 生活状況としては、父が年金暮らしで、母が平日は働きに出ており、さらに妹は実家から離れた伊都キャンパスに通うことも多いため4月から1人暮らしをしていて、親からの仕送りや奨学金がないと生活はできない状況です。自分は実家暮らしではありますが、そのような事情からあまり金銭的に余裕がないため、土日祝にアルバイトを行うことで月4〜5万円ほどの収入を得て、自分で出せる範囲の支出はまかなっています。
 今もなおいただいている日本学生支援機構の奨学金の場合、就職後に返済する義務があります。その奨学金を高校・大学と9年間借りることになるため、正直、社会人になったときにとてつもない金額を返さなければならないのだと思うと不安しかありませんでした。しかし、この奨学金の場合は給付型ということで、返済する必要がないので安心して使用することができます。 自分のことを知らない人に助けてもらうというのは恐縮ですが、とても感謝しています。
 皆様方のご期待に添えるように、今後も勉強や実習に励んでいきたいと思います。そして、立派な社会人・医療人になることによって、恩返しをしたいと思います。