Voices
寄附者の声
島内 雄治 様(1979年農学部卒業)
2025.03.13

私は現在シンガポール政府系の投資関連の会社で社長をしています。このご縁は前職(農林中央金庫)時代にシンガポールで支店長をしていたことがきっかけです。
その前には同じく前職でロンドン勤務(子会社副社長)も経験しましたが、この異文化の海外で苦労しながら勤務した経験が自身の人生観を大きく変えました。
若い人には「Go Global」の精神で、単なる旅行だけでなく、現地で学んだり友達を作ってもらいたいと常々思っています。私も海外勤務時代の友人が仕事上でも貴重な財産となっているからです。
そのため、九州大学が実施している海外プロジェクトをぜひ応援したいと思い、寄附をすることにしました。
シンガポール支店勤務時代、なぜシンガポールのような小さな国が富を得ているのか考えていましたが、シンガポールは多くの若い優秀な人材を先進国などの国・地域へ送り、人材を育て、国おこしを進めているなと感じたものです。
このグローバルな時代に、一国で物事が完結することはありません。シンガポールのように若い人材を育てるには大学の教育研究は重要です。若い人たちにGo Globalの機会を与えてあげたいと思っています。
また、現地に行く事も大事ですが、大学にいる留学生などとも積極的に交流をして欲しいと思います。上述の通り、長く付き合える海外の友人は人生においてもとても大事な財産です。
大学には、今まで以上に福岡だけでなく、東京、海外への発信を頑張って欲しいと思います。私は東京に住んでいますが、九州大学の名前をニュース等で聞くことをいつも心待ちにしています。
何度も言いますが、九大生の皆さん、若いころどんどん苦労して、海外に飛び込み、ぜひGo Globalで頑張ってください。
皆さんのご活躍を、今後とも応援していきます!