Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

山川賞受賞による変化とこれから

2018.01.17

石川 航輔 【平成28年度受賞】

理学部 物理学科

山川賞という名誉ある賞を頂いたことで、より積極的に様々なことに挑戦するようになりました。前年度に交換留学を終え、今年度は、私の専門分野である物理学や英語の学習に加え、高エネルギー加速器研究機構(KEK)でのサマーチャレンジや、他学部の講義を履修できるチャレンジ21などに取り組みました。サマーチャレンジでは、講義や実験を通して専門分野の物理学についての理解を深め、チャレンジ21では他分野の講義を履修することで幅広い視野や考え方を身に付けることが出来ました。

私は九大卒業後にアメリカの大学院への進学を選択肢の1つとして考えています。そのためには、TOEFL iBTやGRE等の勉強及び受験が必要ですが、受験料や教材が高価なため、山川賞受賞以前は思うように勉強を進めることが出来ませんでした。3年次に山川賞を受賞してから、経済的な問題をあまり気にすることなく、積極的に学習を進めることが出来ています。

来年度からは特別研究が始まるので、主に特別研究や院試の学習を頑張りたいと考えています。さらに、特別研究だけでなく、英語や他分野の学習にも積極的に取り組み、山川賞に恥じない修養の広い博識な人になりたいと思います。

写真1:サマーチャレンジ実験グループでの集合写真(前列右から2番目、パソコンの前に座っているのが私です)
写真2:サマーチャレンジにて実験の方針を考えている様子