令和6年度九州大学基金

個人・法人 974(延べ件数)

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令和6年度「山川賞授賞式」の挙行について
令和6年度「山川賞授賞式」の挙行について
令和6年9月25日(水)、本学伊都キャンパスの椎木講堂において、九州大学基金支援助成事業「山川賞」の令和6年度受賞者に対する授賞式が挙行されました。平成24年度の創設から13年目となった今回の山川賞は、2年次生36名、3年次生19名、計55名の申請があり、審査の結果、2年次生5名、3年次生3名の計8名が受賞しました。授賞式には、受賞者6名のほか、石橋総長と全理事、後藤学務部長が出席しました。(今回、受賞者2名は残念ながら自身の課外活動等により出席できませんでした。)はじめに、石橋総長から各受賞者に山川賞記念メダル盾の授与があり、その後、石橋総長からの挨拶、受賞者と総長、理事との懇談が行われました。懇談では、各受賞者が受賞の喜びや今後の抱負を語る姿に、総長、理事からも自然と笑みがこぼれ、終始和やかな雰囲気の中、活発な意見交換が行われました。最後に出席者全員で記念撮影を行い、授賞式は終了いたしました。【受賞者と受賞テーマ】・邊見 紗来(共創学部2年)持続可能な国際協力の仕組みづくりを目指して・西村 斉明(理学部2年)地雷退治ハ俺ニ任セロ!!!!・石田 廉(医学部2年)デザイン思考による日進月歩の医療イノベーションを目指して・菊地 祥弘(工学部2年)宇宙の謎を解明する宇宙探査機の開発に携わるために・弓場元 悠人(農学部2年)日本の森林を世界の最先端にー森林を技術によって改革するー・福寺 航大(共創学部3年)歴史と自然に揺られる太平洋島嶼地域と紐解く、記録する、未来を紡ぐ・林田 泰造(理学部3年)物理で未来を拓く~量子コンピュータからのアプローチ~・八木 俊輔(理学部3年)普遍的に成り立つ理論と自然に優しいエネルギーを目指して山川健次郎初代総長胸像と受賞者【山川賞について】山川健次郎初代総長の名を冠した賞であり、九州大学教育憲章が指向する、人間性、社会性、国際性、専門性に対して優れた志を持ち、学業成績が優秀な学部学生を選考し、次代を担う若者を育てることを目的とした事業です。本事業は平成24年度に創設され、「九州大学基金」における支援助成事業の1つとして、皆様からのご寄附により運営しています。受賞者には学業を助成する奨学金として年間100万円が学部の最短修業年限まで給付されます。受賞した学生は自らの独創的な研究や海外留学等を積極的に行い、将来、社会の様々な分野で指導的な役割を果たし、広く世界で活躍することを目指し、日々活動に取り組んでいます。
2024.09.25
九州大学基金 『秋のご寄附キャンペーン』のご案内
九州大学基金 『秋のご寄附キャンペーン』のご案内
目標を目指し頑張る学生へエールを‼今年の『秋のご寄附キャンペーン』は部活動・サークル活動を応援します!日頃のご支援に感謝を込めて、また、九大会員提携先企業様のご支援を受けて、対象期間中に九州大学基金に1万円以上のご寄附を頂きますと抽選で宿泊券等が当たるキャンペーンを実施しています!\キャンペーン期間:2024年9月2日~11月30日まで/大学内の課外活動団体は、昨今の燃料価格や物価の高騰により、運営費の負担が増加しています。このため、各団体が円滑に活動を続けられるよう、また寄附者の皆様のご支援にお応えするため、全学・学部公認団体のうち申請があった約80団体が新たなプロジェクトを立ち上げました。目標に向かって努力する学生たちをぜひ応援してください!温かいご支援を心よりお願いいたします!【対象寄附メニュー】部活動・サークル活動支援基金 <<詳しくはこちらのページをご覧ください!【特典】抽選で豪華プレゼントが当たる!--九大会員提携企業さまからのプレゼント一覧--■博多座:2月公演歌舞伎NEXT「朧の森に棲む鬼」観劇ペアチケット 5組■西鉄グランドホテル:ランチブッフェ ペア×2組■福岡銀行:「エンニチ」 ギフトセレクション(WEBギフト)5名様■筥崎宮:「神苑花庭園」入園ご招待券■セトル株式会社:グローカルホテル糸島ペア宿泊券 ※当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます※12月~1月頃の発送を予定しておりますご利用期間等の条件については、各チケット等でおたしかめください寄附者さまへの謝意・発行紙「別冊九大広報」および九州大学基金Webサイトにおいてご芳名を掲載させていただきます。・様々な特典を用意した九大会員証を発行いたします。九州大学の学内施設や提携するホテル・レストラン・レジャー施設等での割引・サービスなど様々な特典をご利用いただけます。その他の謝意の詳細や最新の特典については九州大学基金Webサイトをご覧ください。【ご寄附の方法】①クレジットカード決済によるご寄附部活動・サークル活動支援基金一覧のページからお手続きください。②指定金融機関からのご寄附振込用紙を使用しご寄附いただけます。本学所定の振込用紙(払込取扱票)をご使用いただくと、銀行または郵便局で手数料の負担なくお振込みいただけます。こちらの払込用紙請求画面またはお電話で、総務部同窓生・基金課(092-802-2150)へご連絡ください。 
2024.09.02
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藤 丈浩 様(2015年大学院法学府修了)
藤 丈浩 様(2015年大学院法学府修了)
 私は42歳の2012年に九州大学大学院法学府に社会人入学しました。学べることの楽しさと有り難さを実感して、苦しいながらも充実した2年+1年間で修了しました。私は政治学を研究していましたが、そのなかでソクラテスの「無知の知」と「より善く生きる」という言葉が今も心のなかに残っています。 私は科学のことはよく分かりません。ただ、知っているのは、産業革命以降人類は経済発展を遂げましたが、その代償として大量の二酸化炭素(CO2)やその他の温室効果ガスを大気中に排出し、異常気象や生態系の破壊などさまざまな問題を引き起こしているということ。これは人間だけではなく他の生物も巻き添えにしています。人間が引き起こしたことは、人間が責任を持ってもとに戻さなければなりません。 カーボン・ニュートラルは、これらの問題に対処するための解決策だと思い九大基金に僅かながら寄附させていただきました。私はこの地球が好きで、時間があれば世界の国を訪問していますが、明らかに気候が変わっているのを感じます。世界中で紛争が起こっていますが、そんな余裕はないのです。地球環境は猶予がない危機的状況です。若い皆さんの英知を結集して気候変動を抑制し、「より善く生きる」ことができる持続可能な社会を実現していただきたいと思います。写真は以前訪問したヨルダンにて。
九州大学台湾同窓会
九州大学台湾同窓会
私たちは2012年7月14日に台北で「九州大学台湾同窓会」を設立しました。この同窓会は、母校との絆を深め、思い出を共有する大切な場です。毎年、旧暦のお正月の前後に集まり、九州大学での貴重な日々を振り返っています。台湾と九州の間には古くから深い交流がありました。台北高等学校の3,141名の卒業生のうち、227名が九州大学へ進学しました。この歴史的な繋がりは、私たちにとって誇りです。最初の台湾からの留学生を特定するのは難しいですが、2010年に留学生係から受け取った情報によれば、これまでに500名以上の台湾出身の留学生が九州大学で学びました。中でも、ロバート・ファン(Robert T. Huang)博士(台湾名で黄徳慈さん)は、その一人です。黄さんは九州大学を卒業後、米国で成功を収めた起業家です。私たちは2016年3月に開始された九州大学伊都キャンパスの植樹寄附プロジェクトを支援することができました。このプロジェクトは、キャンパスの環境美化と学術活動の支援を目的としています。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた学生や研究活動を支援するための寄附も行いました。今回、九州大学基金が行う様々な支援を知り、迷いなく寄附することにしました。この支援によって、留学生が学業に専念できる環境が整い、異文化交流や学問の発展に寄与することを期待しています。最後になりましたが、母校の益々の発展と皆様のご健勝・ご活躍、特に現役学生の皆さんの奮闘をお祈りしております。写真は、石橋総長が2023年3月29日に訪台された際に撮影されたものです。