ご寄附総額

 2,632,489,827円

 令和5年4月ご寄附額

28,432,681円

 2023年4月末現在

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九州大学基金「留学生支援事業基金」の創設とご支援のお願い
九州大学基金「留学生支援事業基金」の創設とご支援のお願い
九州大学基金「留学生支援事業基金」の創設とご支援のお願い1.本基金の趣旨 九州大学は、Kyushu University Vision 2030において、「総合知で社会変革を牽引する大学」の実現を目指しています。その柱となる8つのビジョンの一つ「国際協働」では、「組織的な国際協働を通じて、国際頭脳循環のハブとなり、国際社会においてリーダーとなる人材の輩出及び地球規模の課題解決に貢献する」ことを掲げています。そのために「留学生や外国人研究者に対する生活支援や受入環境・就学環境の改善」を図り、留学生については2030年には年間3,200人以上を受入れることを目標としています。 優秀な外国人留学生の獲得のため、本学ではこれまでに、英語で学位を取得できるコースを拡充するなど、留学生が活躍できる研究教育環境の整備を進めてきました。これまでの取組みの成果により、約2,600名(2022年11月1日現在)の留学生が在籍し、留学生の受入れについては国内の大学において有数の規模となっています。今後、より多くの優秀な留学生を受け入れ、育成し、国内外に輩出していくためには、留学生が安心して修学に専念できる環境を整備することが不可欠です。特に昨今では、国際情勢の悪化や新型コロナウイルス感染症拡大などにより、留学生を取り巻く新たなリスクも顕在化しており、このような不測の事態が生じた場合でも留学生が修学を断念することがないよう、留学生を支援する体制がより一層必要となっています。 本基金は、「留学生の修学継続のための支援」と「留学生の不測の事態への経済的支援」の二つの事業を軸とし、留学生が経済的事情や不測の事態により、学びを断念することがないよう支援するものです。「留学生の修学継続のための支援」では、奨学金事業を新たに開始し、意欲と能力があり修学継続のために経済的支援を必要とする留学生を支援します。「留学生の不測の事態への経済的支援」では、不測の事態に陥った留学生に対して必要な支援を行います。この他、本基金は、留学生の学生生活を充実させるための取組み等に活用します。 九州大学は、本基金をもって、高い志を持ち母国を離れて日本で学ぶ優秀な留学生への支援を強化・拡充し、優れた人材の育成を通して将来にわたり国際社会に貢献して参ります。 本事業の趣旨にご賛同下さいますようお願い申し上げます。  2.基金の概要●寄附金の使途 ① 留学生の修学継続のための支援(奨学金給付事業)       ※本基金にて集まった寄附金を活用し、2024年度に開始予定です。 ② 留学生の不測の事態への経済的支援 ③ その他留学生への必要な支援●募集期間 令和5年3月30日~令和9年3月31日                  ●募集金額 個人:1口1,000円、法人等:1口 100,000円(いずれも何口でもお受けできます)●寄附金控除について 本基金への寄附は、所得税の優遇措置を受けることができます。 詳細はコチラをご覧ください。3.寄附の方法①クレジットカード決済によるご寄附こちらのクレジットカード決済専用寄附申込みページより手続きをお願いいたします。ご寄附にあたっては「寄附目的」で使途特定寄附の「留学生支援事業基金」を選択してください。②指定金融機関からのご寄附(指定金融機関はこちら)本学所定の振込用紙(払込取扱票)を使用し、ご寄附いただけます。振込手数料はかかりません。振込用紙(払込取扱票)をお送りしますので、こちらの払込用紙請求ページよりご連絡ください。ご寄附にあたっては「寄附目的」の欄で「使途特定寄附」を選択し、「留学生支援事業基金」とご記入ください。※2022年1月から、ゆうちょ銀行での現金振込の場合は、現金利用負担額が別途必要となります。③指定金融機関以外の金融機関、ATM、インターネットバンキングからのご寄附「九州大学基金寄附申込書(Excel様式)・(PDF様式)」を総務部同窓生・基金課へ送付いただいた後、本学の指定金融機関の口座へお振り込みをお願いいたします。恐れ入りますが振込手数料はご負担をお願いします。ご寄附にあたっては、寄附申込書の「寄附目的」の欄で、使途特定寄附を選択し、「留学生支援事業基金」とご記入ください。寄附申込書のご提出がない場合は、寄附者の確認が困難になり、領収書をお届けできないことがございます。4.お問い合わせ先(事業について)国立大学法人九州大学 国際部留学課留学生係〒819-0395 福岡市西区元岡744 センター4号館4階TEL: 092-802-2229E-mail:intlrkoryu@jimu.kyushu-u.ac.jp(寄附金について)国立大学法人九州大学 総務部同窓生・基金課基金係〒819-0395 福岡市西区元岡744 センター3号館1階TEL:092-802-2150E-mail:k-kikin@jimu.kyushu-u.ac.jp
2023.05.26
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九州大学基金「学生の自主的アントレプレナーシップ活動支援(通称S.I.P)」事業の創設とご支援のお願い
九州大学基金「学生の自主的アントレプレナーシップ活動支援(通称S.I.P)」事業の創設とご支援のお願い
学生の自主的アントレプレナーシップ活動支援(通称S.I.P)事業の創設とご支援のお願い1.事業概要                                  学生の自主的アントレプレナーシップ活動支援(以降、S.I.Pとする。)は、学生自身の社会に対する問題(もしくは課題)意識に基づいた「こんなこと、やりたい!」を支援するものです。学生の皆さんが、自らの学部・学府で学んだ知識を生かして、より実践的な場でアイデアをカタチにする機会をロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(以降、QRECとする。)が提供しています。本事業での取り組みを通じて、学生は、自分の有するアイデアや研究が、「社会の課題を解決するものか?」「社会に価値を生み出すものか?」等を検証する機会となります。学生達は、活動の中で、研究室や大学を飛び出し、社会の声に耳を傾け、自分の活動が、社会とどう繋がるのか、社会にどう貢献するのか考え、学ぶことで、自らの大学での学びや研究の社会と繋がりや、大切さを知り、自らのキャリアを考えるきっかけにもなっています。“こんな学生がいます!”~これまでの採択者の取り組みの一部をご紹介します~●全国の里山で問題となっている放置竹林問題を解決すべく企画された・・・「竹で作られた舞台ステージで野外劇の上演」プロジェクト(2022年度C&C採択者) ●1匹の足の不自由なワンちゃんに出会い高価格かつ製作納期が長い等、導入のハードルが未だに高い動物用車椅子の課題に目を付けて取り組んだ・・・「ペット各個体に最適化した車椅子を安価かつ容易に作成できるシステム『Joint with』」プロジェクト(2022年度C&C採択者) ●コロナ禍で周囲とのコミュニケーションの変化から発想された・・・「ポストコロナ時代のストレスを和らげるハグマシーン」プロジェクト(2022年度アイデアバトル採択者) ​​​​​​​採択された学生の声については、こちらからご覧いただけます。2.各プロジェクト紹介 S.I.Pは、アイデアや研究の段階や方向性によって、3つのプログラムに分けられています。                    (1)アイデア・バトル(通称IB) 学生が温めている独創的で荒削りなアイデアを潜在的なニーズや競合技術、知的財産権の事前調査を行うことやメンターからのアドバイスを受ける事で、より現実的なプロジェクト提案を可能にする2014年度より開始したプロジェクトです。 <概要> ・活動期間は3ヵ月間、採択金額は1件に付き上限10万円です。学部生・大学院生の応募が可能です。 ・採択されたアイデアは、3ヵ月で調査を行い、自身のアイデアの社会ニーズや実現可能性等を検証します。 その他詳細はこちらからご確認下さい。  https://qrec.kyushu-u.ac.jp/ideabattle/ (2)チャレンジ&クリエイション(通称C&C) 1997年にスタート後、毎年実施し、九州大学の独自性を示す象徴的な教育プロジェクトとなっています。IBよりも、より実践的で具体的な、社会課題を解決しうるプロジェクトであることが特徴です。IBに採択され、ブラッシュアップしたアイデアを用いて、翌年、C&Cでより実現に向けて活動していく学生も多くいます。これまでの参加学生は延べ1,007人を数えました。 <概要>・活動期間は1年間、採択金額は1件に付き上限50万円です。学部生・大学院生の応募が可能です。・個人または学生グループが、自ら企画 ・ 計画したアイデアや研究計画について、新規性や社会的インパクト等を基準に審査・採択します。・約1年後の成果報告を審査し、優秀チームを表彰する、というものです。 その他詳細はこちらからご確認下さい。 https://qrec.kyushu-u.ac.jp/cc-2/ (3)アカデミックチャレンジ(通称AC) 将来のイノベーションに繋がる萌芽的な研究を促進するために学生が自らの発想で学術研究に向き合い、独創性、柔軟性を発揮できる機会を提供しています。このプロジェクトでの実践を通じて、学生個々が「研究マネジメント」を習得することを狙いとしています。 <概要> ・活動期間は1年間、採択金額は1件に付き上限50万円です。大学院生を対象にした研究助成です。 ・学生自らが研究計画を企画し、必要な資金を手当てし、実際の研究を行います。 ・募集テーマは、自らの専攻に関係する学術的な研究とし、修士論文・博士論文等に関係するテーマであっても応募可能としています。  その他詳細はこちらからご確認下さい。  https://qrec.kyushu-u.ac.jp/ac/ 3.基金の概要 学生達はS.I.Pに採択されると以下のような支援が受けられます。頂いたご寄附は、そのための事業運営に係る費用に使用させて頂きます。・1件につき上限10~50万円の助成(プロジェクトにより異なる)・チームメンバーとの打合せや、作業などでQRECの保有する施設や工房を利用可能・QREC教員からのメンタリング・学部や学科の違う学生と交流する機会が得られる・外部審査員(VCや起業家など)からのアドバイス 等●寄附金の使途 ・アカデミックチャレンジ(AC)支援事業費      4,000,000 円・チャレンジ&クリエイション(C&C)支援事業費 4,500,000 円・アイデアバトル(IB)支援事業費            2,500,000 円●募集期間 令和5年4月1日~令和10年3月31日●目標額 11,000,000 円/年                   ●募集金額 個人:1口1,000円、法人等:1口 100,000円(いずれも何口でもお受けできます)●寄附金控除について 本基金への寄附は、通常の所得控除に加え、小口寄附の減税額が大きくなる税額控除も選択することができます。詳細はコチラ。●寄附の方法①クレジットカード決済によるご寄附こちらのクレジットカード決済専用寄附申込みページより手続きをお願いいたします。ご寄附にあたっては「寄附目的」で使途特定寄附の「学生の自主的アントレプレナーシップ活動支援(通称S.I.P)」を選択してください。②指定金融機関からのご寄附(指定金融機関はこちら)本学所定の振込用紙(払込取扱票)を使用し、ご寄附いただけます。振込手数料はかかりません。振込用紙(払込取扱票)をお送りしますので、こちらの払込用紙請求ページよりご連絡ください。ご寄附にあたっては「寄附目的」の欄で「使途特定寄附」を選択し、「学生の自主的アントレプレナーシップ活動支援(通称S.I.P)」とご記入ください。※2022年1月から、ゆうちょ銀行での現金振込の場合は、現金利用負担額が別途必要となります。③指定金融機関以外の金融機関、ATM、インターネットバンキングからのご寄附「九州大学基金寄附申込書(Excel様式)・(PDF様式)」を総務部同窓生・基金課へ送付いただいた後、本学の指定金融機関の口座へお振り込みをお願いいたします。恐れ入りますが振込手数料はご負担ください。ご寄附にあたっては、寄附申込書の「寄附目的」の欄で、使途特定寄附を選択し、「学生の自主的アントレプレナーシップ活動支援(通称S.I.P)」とご記入ください。寄附申込書のご提出がない場合は、寄附者の確認が困難になり、領収書をお届けできないことがございます。●お問い合わせ先(事業について)国立大学法人九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター〒819-0395 福岡市西区元岡744 センター5号館7階TEL: 092-802-6060E-mail:info@qrec.kyushu-u.ac.jp(寄附金について)国立大学法人九州大学総務部同窓生・基金課基金係TEL:092-802-2150E-mail:k-kikin@jimu.kyushu-u.ac.jp
2023.03.29
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株式会社福岡魚市場様
株式会社福岡魚市場様
株式会社福岡魚市場は、西日本における基幹集散市場として創業百十数年、血脈絶えることなく営業を続けています。生産地市場として、東シナ海、黄海、五島、対馬、有明海など、西日本有数の好漁場をエリアとし、日本全国の産地はもちろん、世界各国より昼夜をかけてトラック便や航空便で、鮮魚・冷凍加工品が入荷されており、また、全国有数の消費地市場として、福岡県内はもとより、日本全国の各市場、世界各国へ出荷しています。そういった中、世界各国に比べ、日本の消費力、経済力が弱まってきていると感じることが多くなってきました。大学での教育は、これからの人材を育て、日本の国力を高めるためには重要な場所だと感じております。九州大学とは農学研究院の先生方と交流があり、若い人たちへの支援や今後の日本の研究として何かお手伝いできることないかと思っていたところ、今回のお話があり寄付をさせていただきました。今回の寄付が、ぜひ国力向上の一助となればと願っております。株式会社福岡魚市場代表取締役社長 川端 淳 様写真は、本学基金担当園田理事(写真左)から川端社長(写真右)への感謝状贈呈の様子です
お金のことで将来を諦める事なく、世の中の役に立つ人に
お金のことで将来を諦める事なく、世の中の役に立つ人に
Q.修学支援へご寄附を始められたきっかけは?A. 私は高校卒業後は就職するつもりでおりましたが、ある先生との出会いから勉強を面白いと感じ、やはり進学したいなと思ったんです。高校は進学校ではなかったのですが、1年の浪人を経て、九州大学に入りました。最初に入った学部は自分には合わないなとわかり、友人から聞いた編入制度で、別の学部に編入をしました。とはいえ当時は私の家も裕福ではありませんでしたから、浪人時代の食事代、大学の入学金はなんとか親に出して貰ったものの、それ以外は兄弟に面倒を見てもらいました。兄弟には苦労を掛けましたが、奨学金をもらったおかげで何とか大学を卒業することができました。もう一つの理由は、高校時代の成績優秀な同級生が資金面で苦労して、結局、進学を断念したことです。友は高校入学のために借金をしていたため、奨学金を勧めたものの、早く借金を返さなければと大学進学を泣く泣く諦めていました。そういう事があったので、後輩にはこんな苦労をしないでいいように、お金のことで将来を諦めることがないように何かできないかと考えていました。九州大学には中村哲先生という素晴らしい卒業生がいます。私は哲先生のように現地に行って、みんなに指導したりはできないけれど、少しでも哲先生に近づけたらと思って、自分ができることとして後輩の未来のために修学支援を始めました。Q. 修学支援を受ける学生さんへはどう活用してもらいたいですかA. 生活費でもいいし、勉強に使うお金でもいい。私は奨学金をもらって何とか卒業したいと思い、大学には一生懸命通いました。後輩にはお金のことで将来を諦めるのではなく、頑張って、世の中の役に立つ人間になって欲しいと思います。医学部卒匿名希望