Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

「日本の工業に貢献できる人材になる」という目標へ向けて

2017.12.14

天野 佑基 【平成27年度受賞】

工学部 機械航空工学科

山川賞を受賞してからの私    
2017年3月29日     
工学部機械航空工学科3年
天野 佑基

山川賞受賞時,私は「工学」,「国際」及び「教育」を三本柱として活動し,「日本の工業に貢献できる人材になる」と目標を掲げました。前年度の活動を以下に簡単にまとめます。
まず「工学」については,2年次に通い始めた研究室での研究が実を結び,論文にまとめる運びとなりました.近年の物流の増加に対応する,工場内の完全自動化に向けた研究です。具体的には,クレーンで荷物を移動させ終わる際に発生する振動を除去しつつ,障害物の回避及びエネルギーロスの最小化を図る台車軌道の設計アルゴリズムの開発です。
また「国際」については,今年の3月にイリノイ大学の研究室へインターンを行いました。現地では,院生と共に「酸素還元反応のための卑金属触媒」に関する研究を行いました。これは,水素社会実現に必要な燃料電池の高効率化及び低コスト化を目指す研究です。現地の研究室の様子や,学生の考え方を学べたことは非常にためになりました。
次に「教育」については,地域の児童の学習支援ボランティアに参加し,教育に対する理解を深めるとともに,自身の考えをさらに磨くため,「昭和池田賞」なる論文コンペに応募しました。結果としてそのコンペにて「優秀賞」を頂くことが出来ました。

長くなりましたが,これらの活動の目的は,「僕自身が第一線で活躍できるエンジニアになること」と「僕自身が,日本の工業を支える優秀な人材を教育できるようになること」です。
これらが私の夢であり,私にできる貢献の仕方だと考えています。 最後に,これらの活動にご支援いただいた九州大学基金へ心より感謝申し上げます。支えていただいていることを意識し,これからも頑張りたいと思います。

(上)イリノイ大学での研究室の院生との写真(一番左が私)
(下)昭和池田賞授賞式での写真(一番右前が私)