Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

不安だったビジョンを自信と覚悟に変えてくれた、山川賞

2017.12.14

上田 利瑳子 【平成27年度受賞】

21世紀プログラム

21世紀プログラム課程4年 上田 利瑳子
今年度は一年間休学して岩手県大槌町に移住し、NPOカタリバの運営するコラボ・スクールにてインターンシップを行いました。「教育で地方創生したい」というビジョンを掲げた私にとって、大槌はまさにその言葉を体現している町であり、現場の中で非常に多くのことを学びました。コラボ・スクールは震災をきっかけに町へ入り、初めは町に拒まれたものの、この2016年度は行政・学校・外部支援団体が一同に介して子どもについて議論する部会の設立、教育魅力化プロジェクトの立ち上げなど、地域全員が教育の当事者になる、という理想状態への過渡期にあり、その場に参加させてもらったことで「教育で地方を創生していく」過程を肌で感じることができました。
今まで漠然としたビジョンを掲げていましたが、この一年間思いっきり活動し様々な気付きを得られたことで、不安だったことが「自分もできるかもしれない、やってやる」と自信と覚悟に変わりました。しかしながら実現の為には周囲を巻き込み行政や地域住民を動かすこと、そのためのスキルと熱意と覚悟が必要であること、自分自身の経験・力不足を、強く実感した一年でもありました。そのため今後まずは勉学・研究に励み、この一年間の経験を活かして他地域にも展開できるモデルの確立を目指したいと考えています。また人間性を磨くためにも、足を止めず、福岡で今年立ち上がる防災プロジェクトに参画し、さらに挑戦していきたいと思います。

photo1: NPOカタリバ職員の方々との日常の写真、中央列左から3番目、中心にいるのが私です。
photo2: 高校生マイプロジェクトアワード(NPOカタリバのイベント)の集合写真。後列にいます。