Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

アメリカ西海岸で得た学び

2018.05.15

近藤 耕太 【平成29年度受賞】

工学部 機械航空工学科

 私は2017年から2018年の2月にかけて、米国大使館・
慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)・TOMODACHIアントレ
プレナーシップ・セミナーに参加させていただきました。
 このセミナーは、東日本大震災以降、日本の復興、再生、
発展を担う次世代のリーダーをアントレプレナーシップ
(起業家精神)教育の観点から育成することを目的とした
プログラムです。2017年2月に九州大学で行われたプレ
セミナーに参加し、その後、書類審査を経て、9月に行わ
れた本セミナーに参加させていただきました。本セミナー
には日本各地の学生が参加しており、彼らと交流を深める
とともに、自分たちのビジネスプランを社会人の方々とブ
ラッシュアップしていきました。
 本セミナー最終日にはビジネスプランを米国大使館の方
や社会人の方々に対して発表し、最終セミナーに参加する
チームとして選んでいただきました。そして、11月の最終
セミナーでは、さらに磨きをかけたプランを東京ミッドタ
ウンにて発表させていただき、厳しい評価をいただいたものの、2018年2月のアメリカ研修に参加させていただくことが決まりました。アメリカ研修は、サンフランシスコ、シリコンバレーにて様々な方のお話を聴かせていただき、とても充実したものになりました。特に、自分自身が成長できたと感じたのは、サンノゼ州立大学でビジネスプランについて10分間プレゼンテーションを行ったことです。現地の学生や先生方からコメントをいただき、また、交流する中で、自分の知りたい情報をたくさん吸収できたと感じています。
 このような経験ができたのも、アメリカへの渡航費などの負担を山川賞により支援いただいたからです。本当にありがとうございました。今後も積極的に活動し、成長していきたいと考えています。

【写真:上】TOMODACHIアントレプレナーシップ・セミナー参加者全員
      (前列の右から5番目が近藤さん)
【写真:下】サンノゼ州立大学でのプレゼンテーション