Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

アメリカの大学とは

2017.12.21

飯島 力

地球社会統合科学府 修士2年

留学先 サンノゼ州立大学

サンノゼ州立大学に約6ヶ月の交換留学をしました。留学先では修士論文の研究に関連する授業を履修しました。具体的には、民族学調査法、チカーノ:アメリカとメキシコの関係、メキシコ系アメリカ人とアメリカの歴史、公共空間における人種とエスニシティの4つの授業を履修しました。どれも日本では学べない科目ばかりです。
アメリカの大学での講義やゼミでは、多くの文献を読む必要があります。それらの課題の量は、日本の大学と比べると想像を絶するものです。学期末になると、Term Paperの提出を求められ、それが複数のクラスで重なれば、勉強する時間しかない毎日です。ですが、しっかりと授業についていくことができれば、自分自身のためになります。このような状況は、アメリカの大学でしか経験することができないことです。
私はこの留学経験を、今後の研究活動に生かしていきたいと考えています。

(写真)修士論文の研究対象であるラティーノの壁画。修復作業に参加する様子。