Voices
支援を受けた研究者・学生等の声
奨学金の使途及び学修成果等について（H30受給-歯学部1年）
2018.10.01
＜学生氏名非公表＞
歯学部
九州大学修学支援奨学金の使途及び学習成果等について、報告させて頂きます。奨学金はおもに寮費、電気代、交通の上での運賃等の主要な生活費に使わせて頂いています。おかげさまで大学生活に支障はなく、日々安心して生活できています。
奨学金が毎月支給されることで、金銭面で困難な事はなく、生活費稼ぎのためのアルバイトに時間を多く費やすこともありませんので、大学の勉強やサークル活動に多くの時間を費やすことができる環境です。
前期の分の必修科目の単位もおかげで現時点では全てとれています。授業の課題もアルバイトに時間を取られることがなく、すべて余裕を持って取り組めております。
私は高校生の頃に熊本地震で被災し、震災の影響で家族も経済的な打撃を受けました。そのような中、この修学支援奨学金を知り、親の経済的な負担を少しでも減らそうと思い、出願を決めました。私が奨学金の支給を受けていなかったら、今の大学生活はもっと苦しいものになっていたでしょう。また高校生の頃は、生活費稼ぎのためのアルバイト中心の生活は望んでおらず、大学での授業や課題、部活サークル活動に励みたいと考えていました。親からの仕送りが少ないとなれば大学ではアルバイトをいくつか掛け持ちするということも考えられましたが、奨学金のおかげでアルバイトは時給は低くとも、ずっとしたかったアルバイトをすることができています。
これからの大学生活も奨学金を受け取っているからこそ生まれる時間を有効に使っていきたいと思っております。勉強、定期試験、部活動、アルバイトとどれも手を抜くことなく全て充実させることを第一にバランスよく生活を送っていくつもりです。奨学金のおかげでより前向きな気持ちも生まれております。
これからも様々なことにチャレンジしながら悔いのない生活をおくり、修学支援奨学金の支援に感謝し、精進していこうと思います。ありがとうございました。