Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

練習に集中しやすい環境が整いました

2019.06.13

会計 都翔 一郎

九州大学医学部硬式庭球部 【H30課外活動支援 採択】

 私たちの部活では噴霧器を購入させていただきました。この度の採択を部員一同感謝しております。私たちの部活ではオムニコート2面だけでなく、3面のクレーコートを用いて練習を行なっています。噴霧器は夏の練習が終わった後などオフ期間に入る前にそれぞれのクレーコートにオフ期間に雑草が生えてこないようにするために使用しています。【写真左】のように噴霧器を使ってタンクに除草剤を入れ、コートに散布してオフ期間中の雑草の成長を防いでいます。噴霧器が採択される前まではオフ明けのたびに手で草むしりをしていました。その労力は非常に大きく、草刈機を使っていても、むしり残りも多くなってしまっていました。このむしり残りが非常に厄介でコートが水平でなく凸凹状態となってしまうためイレギュラーバウンドが多くなり、練習に集中することが難しくなってしまっていました。また、草むしりをしても根元が残っているためオフ明けにコートを見ると雑草が大量に生えてきてしまってい、もう一度時間をかけて大量の草を抜かなければなりませんでした。オフに入る前に噴霧器を使って除草剤を撒くとオフを明けてからのコートの雑草の生え具合が非常に少なくなっており、草むしりも楽になって抜き残しをする心配も少なくなりました。これによりコートでのイレギュラーバウンドが少なくなり、練習に集中しやすい環境となりました。
 現在はオフが明けてから1ヶ月ほどが経とうとしていますが、コートの雑草状況は良くなっており【写真右】のようになっています。現在、季節が冬ということもあり、雑草は生えにくい状況ですが、それでも除草剤の有無で雑草の量そして成長速度は大きく変化します。次に噴霧器を用いて除草剤を散布するのは3月のオフ前、そして、ゴールデンウィークのオフ前、夏のオフ前ですが夏のオフ前が最も雑草が生えてきやすい時期であるため噴霧器が最も効果を発揮するのはその期間だと考えています。今後ともこの噴霧器を用いて雑草を減らし練習により集中できる環境作りを行っていこうと思っています。