Voices

支援を受けた研究者・学生等の声

さらなる飛躍に向けて活動に熱を上げております

2019.06.13

主務 甲斐 小百合

九州大学トライアスロン部 【H30課外活動支援 採択】

 このたびは、九州大学基金支援助成事業の課外活動支援事業に採択していただき、ありがとうございました。
 当部は本支援助成を受け、練習時に使用する固定ローラー2本、三本ローラー1本、女子選手が使用できる女性用ロードバイク、大会時に荷物の保管や着替えに使用できるテントをご購入いただきました。今回のご支援により選手の練習の質を大きく向上させることができました。部員一同心より感謝申し上げます。
 私たち九州大学トライアスロン部は、昨今の個々の成績向上に伴い、部員が男女ともに著しく増加し、現在総勢54名で活動しています。この増加により部員数に対する練習器具が不足し、特に雨期や冬季でバイクを漕ぐには危険な日にも行うことができる固定ローラーや三本ローラーを使ったトレーニングでは、満足に練習ができない状況にありました。また、トライアスロンは費用のかかるスポーツであるため、新入生には部が所有するロードバイクを貸し出しておりましたが、女子選手の増加にともなって女性が乗れる小型のロードバイクが不足し問題となっていました。さらには、大会等で長年使用してきたテントが老朽化により使用不能となってしまったため、会場での着替えや荷物の保管のためのテントが新たに必要となりました。
 今回の支援で新たに備品を購入していただいたことで、部員の練習の幅も広がり、活動環境が大きく改善されました。選手たちは、ご購入いただいた三本ローラーや固定ローラーを雨天時のトレーニングや自身のペダリングの確認といった様々な場面で活用しており、競技力の向上につなげています。また、女性用ロードバイクのご支援もあって昨シーズンは女子選手の成績向上が顕著にみられ、昨年7月15日に行われた長崎西海トライアスロン大会(九州インカレ)では、当部の女子部員が1位~3位全て入賞しました。男子部員も優勝をはじめとした上位選手が増え、男女合わせて総勢10名がインカレ出場権を獲得しました。これは創部以来最多人数となる快挙であり、当部全体の目標である「日本学生選手権大会(インカレ)での団体入賞」の達成にまた一歩近づけることができました。
 本年度は選手たちが切磋琢磨し日々努力したことで、全国各地の各大会で華々しい試合成績を飾ることができました。これらのチーム全体の競技力向上には、ご購入いただいた設備により部員が不自由を感じることなく練習に専念できたことが大きく影響しています。また、ご支援いただいたテントは大会や遠征先での選手らの着替えや雨天時の荷物の保管の際に大いに活用しており、従来の老朽化したテントよりも安全かつ容易に設置ができるという点で大変満足しています。
 もうすぐ大会シーズンに入り、全国各地への練習も増えてまいります。さらに4月から新入部員も入ったことでチームに新たな風が吹き、部員の士気がより一層高まることは言うまでもありません。各々の目標達成はもちろんのこと、チーム全体としての目標も達成するべく、部員一同さらなる飛躍に向けて活動に熱を上げております。
 最後になりましたが、このたびの支援助成について重ねてお礼を申し上げますとともに、当部はこれからも日々活動に邁進していく所存ですので、今後ともご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。