Voices

寄附者の声

田中 孝夫 様(1970年医学部卒業)

2023.08.21


昨年(令和4年)喜寿を迎えることができました。これを機に第1線を離れることにしました。昭和45年の卒業以来、50年余りを大過なく生きてこれたのも、九州大学にてその基盤となる教育を、経済的負担も少なく授かることができたからだと感謝しています。そうした感謝の気持ちを表す1パターンとして寄附を考えました。これからも微力ながらではありますが、続けていければと願っています。

大学入学時は、1964年の東京オリンピックの影響もあり、英会話熱が盛り上がっていました。また私たちの入学式では当時の遠城寺総長の「これからは国際化に伴い、一つでも外国語の習得を目標に」との励ましもあり、英会話クラブ(ESS)に入部しました。お陰で多くの先輩、友人とも出会え、その後も大変貴重な経験を数多く積むことができたのは幸運でした。

九州大学には、毎年ノーベル賞受賞者の発表の度に、「九州大学からも是非」と期待しています。今後とも、伝統ある総合大学の一つとして人類の発展や世界平和に貢献できる人材が一人でも多く輩出されますことを祈っております。